2009年9月4日
米澤作品との出会い
私が「米澤穂信」作品と初めてであった場所は、2005年の半ばに今は無き「旭屋書店京都店」(プラッツ近鉄がなくなったのと共に消滅・・・京都駅 前では八条口のアバンティーブックセンターと並ぶ大きな書店であった。跡地はヨドバシカメラ京都になる様)。
いつものように烏丸通りに近いエスカレーター を上がり、専門書、コミック、雑誌と立ち読みを続けて、いざ文庫のコーナーへ行ったときにあった本が
「氷菓」「愚者のエンドロール」
この2冊が山積みに置かれていた。米澤なんて名前は聞いたこともない・・・普段なら素通りしてもおかしくないのだが、ちょうどそのころは他の小説(SF系)を買いあさっている時期でそろそろ読み過ぎて飽きていたので、ミステリーを買おうかな・・・と財布のひもが緩かったのが手に取った理由なのかもしれない。
早速2冊を手に取り、ぱらぱらと読んでみる。
・・・
本のPOPにはミステリと書いてあるが、人が死ぬわけでは無いのか・・・意外さ、というか何だろう、今となっては思い出せないがその時に何かの魅力に惹かれているのは確かである。
ここから「米澤穂信」作品への道が続き、その後すぐ「クドリャフカの順番」、秋には「春期限定~」を購入と1年で4冊。翌年春には「夏期限定~」を筆頭に、今日では新刊が本屋に置いてあるだけですぐレジに持っていくまでに洗脳されてしまった(?)
まるでバオバブの犬状態。